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バンビ「(あ、あそこにいるのは......)」
花 椿「それでは、ごきげんよう。」
設 楽「ああ、ご両親にもよろしく。」
バンビ「カレン!設楽先輩!」
設 楽「○○。」
花 椿「あ、バンビ。」
設 楽「なんだ、おまえら知り合いなのか?」
花 椿「はい、お友だちです。仲良くしてもらってます。」
バンビ「(あれ? カレン、いつもと違うような......)」
設 楽「ふーん......」
設 楽「それじゃ、また。車を待たせてるんだ。」
花 椿「家族が設楽さんのピアノを聴きたがってました。
また是非聴かせてください。」
設 楽「ああ、機会があればな。」
バンビ「..................」
花 椿「は~...... あー、つっかれたー!」
バンビ「カレン、設楽先輩のこと、よく知ってるの?」
花 椿「よくってわけじゃないけど、
社交パーティーなんかで、たまに会うからね。」
花 椿「アタシ、社交界ではいい子ちゃんで通ってるから、
彼の前では猫かぶっとかないと。」
バンビ「そんなことしなくても......」
花 椿「じゅうぶん魅力的?うふっ、ありがと♡」
花 椿「ハァ、ここでバンビに会えてよかった~!元気もらっちゃった。」
花 椿「じゃあアタシそろそろ行くね。 チャオ!」
バンビ「(社交界って大変だ......)」
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