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バンビ「(あ、本屋の前にいるの...... 紺野先輩とカレン?)」

花 椿「えっ、ホントに!?それちょっとヤバいですよ。」

紺 野「そうかな、必要だと思ったことがないから......」

花 椿「ダメです!もったいないですよ!」

バンビ「カレン、どうしたの?大きな声で......」

花 椿「あ、バンビ~!どしたの?買い物?」

バンビ「うん、そんなとこ。 こんにちは紺野先輩。」

紺 野「やあ、○○さん。」

花 椿「そーだ、バンビ。会長のことどう思う?」

バンビ「えっ、どうって......?」

花 椿「無いよね?このカッコは。」

紺 野「..................」

バンビ「えっ......!?」

花 椿「制服のときは、ビシっとカッコいいのになー。」

花 椿「ハンサムなんだから、
    ファッションに気をつければもっとモテちゃいますよ?」

紺 野「モテ...... いや、僕は別に――」

花 椿「モテましょう!じゃあ今度、うちのお店に来てくださいね?」

紺 野「あ、ああ......それじゃあ、またね。
    雑貨屋シモン、か。」

バンビ「は、はい......さようなら。」

花 椿「......あれ?」

バンビ「どうしたの?」

花 椿「そこでバッタリ会って、
    オススメ参考書を教えてもらうはずだったのに......」

花 椿「なんでファッションの話になったんだっけ?」

バンビ「知らないよ、もう......」

バンビ「(カレンにかかると紺野先輩もタジタジだなぁ)」

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