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バンビ「お昼も終わったし 教室に戻ろっと!」

???「違う。コウが先に見つかるから、警戒されたんだ。」

???「そうじゃねぇって。
    あの受け方はよ、なんつーかもう、技だぞ?」

バンビ「(......あれ?琥一くんと琉夏くん)」

 

琉 夏「じゃあやっぱりヒムロッチから習ったんだ、
    黒板消し受けの極意。」

琥 一「なんだそりゃ?」

バンビ「何してんの?まだ二人で悪巧み?」

琥 一「!? ○○。」

琉 夏「ちょっとね、反省会。」

バンビ「反省会?」

琉 夏「大迫ちゃんのアタマに黒板消し落とそうとしたんだけど――」

琥 一「あの野郎、見事にキャッチしやだった。」

琉 夏「そんで、散々黒板消しで叩かれた。」

バンビ「そんな小学生みたいなことするからでしょ......」

琥 一「ウルセー。歳はカンケーねんだよ。」

琉 夏「そういうこと。名誉の問題なんだ。」

バンビ「あっそ。早く行かないと、授業始まっちゃうよ?」

琥 一「先行け。 俺らはこれから作戦会議だ。」

琉 夏「そんじゃね。」

 

琉 夏「要するにさ、手が使えないようにしとけばいいんだ。」

琥 一「まあな? で、どうすんだ――」

バンビ「(バカバカしい......)」

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    篠崎りん 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()