???「○○。」
バンビ「ん? あっ、不二山くん。お買い物?」
不二山「うん。いいとこで会った。」
不二山「参考書とマンガ。おまえならどっち買う?」
バンビ「ず、ずいぶん極端な選択だね......」
不二山「数学でわかんねーとこあったから参考書買いに来て、
中見たらもっとわかんなくなった。」
不二山「役に立たないグループ。」
バンビ「う、うん。」
不二山「困ったなーと思ってすぐ横見たら、
面白そうなマンガ。柔道の。」
不二山「役に立つグループ。」
不二山「自分のためになるのは役に立つグループ。 だよな?」
バンビ「う、う~ん...... そう......かな?」
不二山「よし、決まった。」
バンビ「え?」
不二山「おまえの意見、参考になった。お礼言う。」
バンビ「え、あの......」
不二山「数学で悪い点とったらおまえのせい。」
バンビ「え!」
不二山「......にはしねーから安心しろ。 じゃな。」
バンビ「あ、不二山くん!」
バンビ「(あの感じ......きっとマンガ買うよね?うーん......)」