琉 夏「なぁ......」
バンビ「......あ、ゴメン。」
琉 夏「そうじゃない。そうじゃなくて、俺......」
バンビ「う、うん......」
琉 夏「俺さ、もう、ダメかも。」
バンビ「琉夏くん......」
琉 夏「ギリギリなんだ。余裕、無いんだ。」
琉 夏「なぁ......そば、行っていい?」
バンビ「え?ちょっと――」
琉 夏「オマエのせいだ......」
バンビ「......待って。」
琉 夏「......何やってんだ、俺。」
琉 夏「ゴメン、怖がらせて。」
バンビ「ううん、わたしの方こそ。」
琉 夏「もう、帰ったほうがいいみたいだ。 なぁ......」
バンビ「うん?」
琉 夏「次、会う時はさ、いつも通りになってるかな、俺たち。」
バンビ「きっと。」
琉 夏「そうだな、きっと...... じゃあ、帰る。」
バンビ「うん、バイバイ。」